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介護職員初任者研修の資格取得にかかる料金は１０万円程度で、高くて１５万円、安くて６万円程度といわれています。

この１０万円程度の料金は見合った料金なのでしょうか。答えは十分に見合った資格といえます。介護職員初任者研修は、国が高齢化の対応として専門的な介護者育成のための流れを打ち出しました。

介護福祉士という資格がゴールになったものであり、介護職員初任者研修は最初の扉となります。この資格を取得後は、次は介護職員実践者研修を取得し最後に介護福祉士となります。最初の扉ということもあり、専門的ながら初心者向きの受講内容となっています。

介護職員としても有用な資格

介護職員初任者研修の資格を習得しておけば、後々介護福祉士を目指したいという場合は受講時間が１３０時間分軽減されるので、目指しやすい過程になるのです。介護を仕事として続けていく場合、料金に見合った資格といえます。

また、近年は資格を保有する事で就職時や給与面で優遇される傾向にあります。多くの事業所が面接時に「資格保有者優遇」とする傾向があり、給与面では介護労働安定センターによると、資格を保有することで３０００円から１００００円差が出る事業所もあります。

専門的な受講内容となっているので知識技術を得ることができ、介護職員としても、家族の介護を行う場合でも有用な資格です。

介護職員初任者研修の受講料金は安いものではありません。しかし、目先を見るのではなく中期、長期的にみても意味があります。料金に見合った資格といえますので、挑戦する価値は大いにあります。

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