介護福祉士を目指すなら、初任者研修はお済ですか？
高齢化の日本では、介護に関するニュースが連日話題になっていますね。今後、介護を仕事として働きたいと考えている方は多くいると思います。数年前までは介護は資格がなくても働ける職業でしたが、最近は専門性が求められており、資格保有が就職時に有利に働く事が増えています。国も専門的な介護者を育成する流れを打ち出しており、その頂点に介護福祉士があります。
この流れは介護を新しい仕事として開始する場合わかりやすいキャリアの道筋です。この道筋を順にいうと、・介護職員初任者研修・介護職員実務者研修・介護福祉士・認定介護福祉士という流れになっています。介護福祉士は介護の唯一の国家資格ですが、これまでは資格を取得するには、「従業期間３年(１０９５日以上）、かつ従事日数５４０日以上」となっています。簡単に言うと、介護職として３年以上実務経験をしているという条件です。しかし、２０１６年度からは国家試験の受験資格要件として、「実務経験３年以上」「介護職員実務者研修修了」となっています。
この「介護職員実務者研修」の資格を受けるにあたり、先ほど説明した「介護職員初任者研修」を取得しとくことで、「介護職員実務者研修」の受講時間が軽減されます。介護職員初任者研修は介護福祉士に向けた最初のステップであり、取得しやすい介護業界では最低限必須の資格といえます。就職時や雇用時給与にも反映されやすい有用な資格なので、取得することをおすすめします。
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