国家資格のキャリアパスとなる実務者研修
今から新しく介護職を目指している方は、どのような資格があるのか検索されていると思います。検索すると、「介護職員初任者研修」と「介護職員実務者研修」のキーワードが多く出てきたのではないでしょうか。この２つは今介護業界では注目されている資格であり、今後介護職として働く場合は必須になる資格といえます。厚生労働省は今後の高齢化対策として、専門的な介護人材を育成するキャリアパスを示しました。
このキャリアパスは、介護唯一の国家資格「介護福祉士」を頂点にしたもので、最初に通る資格が「介護職員初任者研修」となり、その次が「介護職員実務者研修」となります。今後、介護福祉士を目指すには、基本的にはこの２つの資格を取得していくキャリアパスになっています。国が介護者育成のキャリアパスを示したことによって、介護職として働く場合は資格の保有が有利になることを示したのです。実際、就職の募集要項にも「資格保有者優遇」が最近目立ってきており、就職後も資格保有が給与に反映されるケースは増えています。
「介護職員初任者研修」の受講資格は特に制限はないにもかかわらず、専門的な知識と技術を得ることができます。加えて合格率も高い珍しい資格です。「介護職員実務者研修」は次のステージになりますが、「介護職員初任者研修」を修了しておくことで、１３０時間の受講時間が免除になります。このように「介護職員初任者研修」は介護に携わる人には第一歩となる、そして今後に生かせる資格です。資格や受講できる学校をまとめているサイトがありますので、国家資格取得を目指してまずは介護職員初任者研修を受講しましょう。
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